今回は６月２６日（水）に松江市のくにびきメッセで産学・医工連携講演会を開催し、圏域の賛助会員企業を中心に２０名のご参加を頂きました。今回の講演会では講師に国立大学法人佐賀大学理工部理工学科情報部門の花田教授をお迎えし、
1.地域包括ケアシステム
2.地域医療連携システム
3.遠隔医療（オンライン診療）
4.医療におけるＩｏＴ
5.医療におけるＡＩ活用
6.医療現場との連携による開発
以上６項目について、それぞれご講演頂きました。
この背景には、今後人口高齢化の急速な進展があり、全人口に占める６５歳以上の割合は２７％にも上ります。医療機関では人手不足の深刻化もあり、特に地方では看護師不足が原因の病院閉鎖という事例も起こっています。そこで、解決方法の１つとして期待されるのがＩＣＴ・ＩｏＴの導入であり、今後これらの導入は不可欠となってきます。また、実際にＩＣＴ・ＩｏＴを活用した医療の事例をもとに、今後の医療現場との連携による開発等を含めお話頂きました。